こんにちは、ディレクトです。
今日は、ディレクトが建築させていただいた店舗併用住宅「M HOUSE」をご紹介します。
通り沿いでもプライバシーを確保しながら、明るく開放的な居住スペースが実現しました。
M HOUSEは、正面手前が奥さまの経営する化粧品サロン、奥が住居スペースになっています。
店舗併用住居の難しさは、住居側のプライバシーを確保しながらの間取りづくり。
店舗・住居にそれぞれ十分なスペースをとりながら、開放感とスムーズな動線の確保は、設計士の頭を悩ませました。
そして、何度もお打ち合わせをして完成したのが、中庭が美しいプライバシー空間のあるお住まいです。
LDKは、全面開口で中庭とつながり開放的。
中庭は囲われているので、外からの視線も気にならず、直射日光もあまり入らない設計になっています。
「入居して1年ですが、昼も夜もカーテンがなくても快適に過ごせています」とのこと。
一方で、室内に柔らかな陽光と風を呼び込んで、爽やかな空間を作り出してくれます。
奥さまも、家事をしながら中庭を見て過ごす、心地よい時間がお気に入りだそうです。
休日には、中庭がアウトドアリビングに。
テーブルとイスを出して、ご家族でブランチを楽しんでいらっしゃいます。
4色(白・黒・グレー・明るい木の色)でまとめたスッキリとした印象の空間に、中庭のグリーンが暮らしに彩りを添えてくれています。
ご主人のお気に入りは、リビングの上に造った「屋上バルコニー」。
奥さま主導で進められた家づくりで、唯一のご主人がリクエストされた場所です。
広い空の下で、ご家族と過ごす時間は、とても気持ちが良さそうですね。
さっそく、お酒を飲みながら花火大会などを楽しまれたとか。
店舗スペースは、白を基調とした明るく清潔感のある雰囲気に仕上げました。
壁裏には、大きな鏡のある広い洗面スペースがあり、使いやすさやおしゃれな雰囲気がお客さまにも好評だそうです。
いつでもお客さまとの会話が絶えず、和やかな時間が流れています。
店舗横には、「スリット窓」がはめ込まれた事務室も設計。
事務室から店舗の様子が見えても、店舗側からは事務室の中が見えすぎないよう工夫しました。
人とのつながりを楽しみ、心地よく暮らす。
仕事もプライベートも、どちらも大切に、自分たちらしく過ごせる家は、これからの住まいのカタチかもしれません。
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