こんにちは、ディレクトです。
ここ数年、ほとんどの方が、SNSやHPなどで様々な情報をご覧になってからご相談や内覧会にいらっしゃいます。
「どんな家を造ろう?」と、いろんな物件を見る時間は楽しいものです。
その中で、ご希望が増えているのが、スキップフロアやサンクンリビングといった、床の高低差や段差を生かした立体的な空間づくりです。
壁やドアで仕切るのではなく、床の高さに変化を付けることで自然と空間をゾーニングしながら開放的な空間が生み出せます。
床の素材を変えれば、異なった雰囲気も味わえます。
最近は、ロースタイルに憧れてサンクンリビングを希望される方も多いです。
リビングを1段(弊社では30cm)下げた「サンクンリビング」は、視線が低くなることで天井の高さが感じられるように。
さらに、吹き抜けを造るとより開放的な空間を生み出してくれます。
構造上、全てを吹き抜けにできないこともありますが、その場合は私たちの設計テクニックで奥行きや広がりを感じられるオープンなLDKをお造りしています。
また、ロースタイルの住空間は、心理的な効果も与えてくれます。
まずは、落ち着いた雰囲気を演出できること。
そして、視線が低くなることで外からの視線が気にならなくなり、よりくつろいで過ごせることです。
立体的な空間設計によって、開放感と落ち着きが共存する住まいができ上ります。
ただし、開放感のある空間づくり、落ち着いた雰囲気の住まいといっても、いろんな選択肢があります。
1つの考えに固執せずに、まずは設計士とじっくり話をして後悔のない家づくりをしていただきたいです。
こんにちは、ディレクトです。
家のデザインを決める上で、屋根の形は結構重要です。
切妻屋根(三角屋根)か、片流れ屋根かなど、屋根の形が違うだけで印象は大きく変わります。
ディレクトらしい外観といえば、お客さまからも人気が高いスクエアデザイン。
モダンな印象を与えてくれるファザードは、1本1本のラインにこだわってデザインしています。
正面から見ると真っ直ぐ四角い外観のようですが、見る角度を変えると実は屋根には緩やかな勾配が付いています。
外壁を立ち上げて、正面からは屋根の形状が見えなくなっていますが、壁の後ろには勾配のある屋根を作ることで、雨や雪を流してくれます。
スクエアにこだわりながらも、そのまま見せるのではなく、この地域に合った機能性も考えて設計をしています。
こんにちは、ディレクトです。
家づくりをする時に、考えなければならないことはたくさんあります。
その中でも、「どんな場所で住むか」は、家づくりの第一歩としてとても重要です。
いくら豪華でおしゃれな家を建てても、住んでいる場所が好きになれなければ不満ばかりが出てきてしまい、思い描いていたような楽しい暮らしができるでしょうか?
ディレクトのお客さまも、土地探しから始められる方が半数以上です。
中には、「この土地が気になっていて…」と、お客さま自身で様々な情報を集め調べている方も。
不動産情報は、インターネット上でたくさん公開されているので、ある程度の情報は得られますが、それだけでは希望に合った土地探しをするための情報量としては圧倒的に不足しています。
住む場所を探す時に大事なのは、地域性を知ること。
周辺情報のリアルな口コミや情報を知ることです。
しかし、それを自分たちだけで集めようとするとなかなか難しいですよね。
そこで、餅は餅屋です。
ディレクトでは、これまでに多くのお客さまの土地探しのお手伝いをしてきました。
希望の土地が見つかったら、まずは私たちがその土地の周辺のお宅を1件1件回り、できる限りの“生の声”を集めます。
そこに住んで感じている良いことも悪いことも徹底的にヒアリングして、報告書にまとめてお客さまにお渡します。
それを見て、「最初の印象とは違って好条件かも」、「思っていたような土地じゃなかった」などと心変わりされる場合もよくあります。
インターネットでは得られないリアルな声こそ、失敗しない土地選びの重要な決め手になります。
せっかくの家づくりですから、住んでから後悔や失敗をしてほしくありません。
建物も住む場所も、同じくらい大切にご提案しています。
こんにちは、ディレクトです。
コロナ禍の今、誰もが家で過ごす時間が長くなっています。
「家の中でどう楽しく過ごすか?」
そう考える方も多いと思います。
キッチン家電を充実させる、ライフスタイルを豊かにしてくれる物にお金をかける、家族みんながくつろげるリビングを作るなど、暮らし方そのものが大きく変化し多様性が生まれています。
特に、住まいの中心である「リビング」の在り方によって、家全体の雰囲気や暮らしの在り方が決まるといってもいいと思います。
「開放感のある吹き抜けにしたい」
「大きな窓のある明るいリビングがいい」
「友だちを招きたい」
「リビングを豪華にしたい」
「テレビは置かない」
「L字型の大きめのソファなどを置きたい」
「リビングから出られる大きな庭がほしい」
お打ち合わせでは、このようなリビングに対するご要望が最も多く出てきます。
さらに私たちから、どのように過ごしたいか、どのような家具・家電を置くか、趣味趣向など色々なお話を伺っていると、ご家庭の数だけ様々な形があることに気づかされます。
例えば、テレビを持たないご家族のリビング設計は、家電がひとつないだけで、より空間の使い方の可能性が広がります。
アウトドア好きな方なら、BBQやプール遊びができる広い庭を計画したり、リビングから庭に出られる大開口の掃き出し窓をご提案したり…。
他にも、フローリングではなく石調やタイル調のモダンな雰囲気にしたいなど、素材一つひとつにもこだわりたいという方もいらっしゃいます。
どれだけ長く住宅設計を手掛けていても、リビング計画はとても奥が深く、究極に難しい。
お客さまにとって心地よいリビングの在り方とは何か?
いつもこの原点に立ち返ることを大切にしています。
こんにちは、ディレクトです。
家づくりをしようと考えた時に、性能もデザインもとあれもこれもと夢ばかりが膨らみ、予算も膨らんでしまうということがあります。
しかも、これまでの経験から言うと、ご夫婦で意見は必ず分かれます。
意見の食い違いでなかなかイメージがまとまらないということも、少なくありません。
そんな時、どのようにして家づくりの条件を絞り込んでいったらよいのでしょうか?
特に、意見が分かれやすいのが、家の雰囲気を決める「色」。
一般的に女性はナチュラル系を好み、男性はモノトーンや濃い色を好みます。
色ひとつで意見が分かれるのですから、様々な物を決めていかなければならない家づくりで、1つの住居を創り上げることは大変です。
おすすめなのは、場所ごとに「どちらの意見を尊重するか」を決めておくことです。
その時は、その場所をより多く利用する方が主導権を握るとよいです。
例えば、キッチンや水回りは奥さまが決める。
リビングや外観は、ご主人が決めるなど。
そのために、ディレクトでは、初回のお打ち合わせ前にお伝えしていることが2点あります。
1点目は、「必ずご夫婦の意見は食い違う」ということ。
2点目は、だからこそ「まずは家づくりでやりたいこと、気になっていることをご家族で話し合い、イメージ画像を探す」ことです。
話し合う際に大切なのは、その理想の家で「どんな暮らしをしたいか?」です。
具体的に文字や画像に落とし込むと、どんな家で、どのような生活をしたいのかが、よりリアルにイメージできます。
それでも、なかなか条件を絞り込めない場合もあります。
その時は、私たち設計士にお任せください。
お打ち合わせ時には、同じ条件で建築した施工事例を見ながらイメージを聞き取っていきます。
そして、「誰のための家づくりか?」、「どんな暮らしをしたい家なのか?」をもう一度見直し、たくさん対話をしながら譲れないポイントを洗い出していきます。
最後に、ディレクトらしさをプラスして、お客さまが期待する以上の住まい空間をデザインさせていただきます。