こんにちは、ディレクトです。
家を設計するときに、光や風などの自然との関わりは切っても切れません。
その室内と屋外をつなぐ役割をしてくれるのが「窓」です。
窓は、光や風を通すだけでなく、外の景色をとりこみ、室内空間で過ごす時間を豊かなものにしてくれます。
日常に景色のある暮らしは、心を整えてくれます。
中庭のプライベートな景色を楽しんでもいいですし、周辺の景色を生かした「借景」を取り込むのもひとつのアイデア。
お庭が見える窓、田園風景を望む窓、青空が広がる窓と、どの位置に窓を付けるかで景色も変わってきます。
最近は、「大きな窓にして景色を楽しみたい」というご要望も多く聞かれます。
ただ、どこにでも大きく窓が作れるわけではありません。
お住まいになる土地や気候、デザインのバランスも大事になってきます。
その周辺環境の良さを理解した上で、メリハリのあるデザインを心がけています。
また、景色を楽しもうとすると、案外と窓枠(サッシ)が邪魔になることもあります。
サッシを見せない工夫をするだけでも、印象は変わります。
景色を取り込む窓にも、こんな細やかな気配りを忘れてはいけないのです。
こんにちは、ディレクトです。
家を設計・デザインしていると、どうしても家具やインテリアも気になってしまいます。
このお客さまなら、こんなソファを置いて、ここには照明を付けて…。
そう考えているだけで、楽しくなってきます。
家は、そこに暮らすご家族がいて初めて命が吹き込まれます。
ご家族が楽しそうに暮らしていらっしゃる家には、決まってお気に入りの家具があるものです。
それは、家を建て替える前から使っていたソファかもしれないし、新しくした椅子や、家の雰囲気に合わせて大工さんが造ってくれた収納棚かもしれません。
どんな物であっても、愛着のある家具があると、住まいは豊かになります。
家づくりをする時には、空間づくりの細かな点にも目を向けてみてください。
時々、お客さまから、
「どんな家具を選んだらよいですか?」
「せっかくの雰囲気を壊さないか不安なので、アドバイスが欲しいです」
と、ご相談されることも。
ディレクトでは、お打ち合わせの段階から、設計士が家具も含めた空間コーディネートをご提案しています。
材質や色の統一感や配置など、お客さまがイメージしていらっしゃる空間により近づけるようにアドバイスさせていただきます。
市販の家具にすれば、どれにしようか選ぶ楽しみがあります。
造作家具にすれば、注文住宅ならではの統一感やまとまりがでて、よりセンスアップされた空間がお造りできます。
どちらにしようか、どんな家具にしようか、空間を作り上げていくワクワク感も家づくりの楽しさです。
こんにちは、ディレクトです。
先日、ご相談にいらっしゃったお客さまから、
「ディレクトさんが建てた家を見て、こんな家に住みたいなと思いました」
と言われ、とても嬉しく思いました。
さらにお客さまにお話しを伺ってみると、特にスクエア型の外観が気になっているご様子。
自分たちの思い描く、シンプルだけどおしゃれな形に惹かれたのだとか。
確かに、ディレクトでは、これまでにいくつもスクエアデザインの家を施工しています。
ただ、スクエアデザインにこだわっているわけではありません。
シンプルでスッキリとした形になり、空間を無駄なく活用できるため、取り入れることが多いのです。
それに、余分な施工箇所を作らないので、施工費が比較的安く収まります。
しかし、軒が造りづらいため、日当たりや外からの視線などに配慮をしなければならず、間取りの配置が難しくなります。
私たちの家づくりは、お客さまの家づくりの想いをカタチにすることです。
お客さまが何を求め、どんな住まいが心地よいのかを考えてデザインしています。
家の形、天井の高さ、窓の大きさ、間取りなどひとつひとつに意味があり、同じものはありません。