木の温もり
こんにちは、ディレクトです。
昔から、日本の家づくりでは「木」が使われてきました。
木材で仕上げられた空間は、ほっと心が和む温かみを感じられます。
住宅で使われる「木」には、いろいろな種類があります。
種類によって色や木目などに特徴があるので、住宅で使用したいというお客さまには、どのような雰囲気の家にしたいかを伺ってご提案しています。
ディレクトで使う木材の代表的なものは、「ナラ(オーク)」と「ウォールナット」。
「ナラ」は、節が少なく明るい色味が特徴で、親しみやすい雰囲気やナチュラルな印象の空間に仕上げたい方におすすめしています。
「ウォールナット」は、高級家具材としても多く使用され、深い色が特徴の木材。
重厚感のある雰囲気を演出できるので、シックで落ち着いた印象に仕上げたい方に向いています。
家の内装で最も木材を用いるところと言えば、「床」です。
室内でも面積が大きい床は、どんな木材を使うかで空間の印象も大きく変わります。
ですから、バランスが大事。
天井や家具にも木を使うならば、同系統の木材でまとめることをご提案しています。
1つの建物でいろんな木種を取り入れてしまうと、せっかくの木の良さが失われてバランスが悪くなってしまいます。
木材は他の異素材とも相性が良いので、アクセントで使ってみるのもおすすめです。
玄関扉を造作の木製扉にすれば、重厚感のあるファサードになります。
木の張り方をアレンジすれば、空間のアクセントになります。
木の温かさは、素材感だけでなく手触りからも伝わってきます。
経年による味わいの変化を楽しめるのも、住宅で木材を使う面白さです。