A様-無垢の木の温かさと、柔らかな家-
「ちょうど家の引き渡しとほぼ同時ぐらいで、はい、アメリカねって言われたんですよ」
そんな衝撃のエピソードを話してくださったA様。
無垢の木の温かさと、柔らかな家の雰囲気が印象的なお住まいで暮らしているA様は、奥様とお子様3人の5人家族。
憧れのマイホームを建てた瞬間、海外への転勤が決まった当時のお気持ちや、海外生活を経て感じた日本の生活や人との関わり方の違いなどを語ってくださいました。
家を建てるきっかけ
最初は家を建てる気はなかったけれど、もういい加減子供も大きくなってきたしもう1人いて、アパートではきつかったんですね。娘がパソコンやディスプレイをバンバンやったり、もうちょっと家を建てないとしんどいなって思い、建てるきっかけになりました。
DIRECTとの出会い
私の友人が先にディレクトさんで建ててまして。
その当時、色々な住宅メーカーへ行ったり中古物件とか見て、なんかピンと来ないねと言っていたとき、妻がその友人宅へ行っていいなって言うので、ちょっと一緒に見に行こうよってことでディレクトへ行きました。
DIRECTに決めたわけ
好印象でしたね。
女性の建築士だったので、むしろ逆に私的には、ほっとするというか。女性の方が対応してくださったので私的にはすごく良かったです。
住宅会社の営業さんで、ゴリゴリしてる人が多いので・・・。
ここに定住するかもわからず、この先転勤が絶対あるのでどうなるかわからなかったけれど、DIRECTさんに予算を言ったらもう、次の時には作ってきてて結構イメージできてましたね。
かなりおしゃれな家を建てられていたので高いかな?って思ってました。
予算に対しての不安があって割と安い金額を提示したんですけど、これぐらいのサイズ感であればできるとか、できるような提案をしてくださって。
どんな形で、どうやったら安くて予算で作れるかっていうのを結構提案してくれましたね。
こだわったところ
私のなんかほんわかしたイメージとして工房とか、美術館みたいなシンプルですけど、なんか 絵とか色々ものを飾るのとかも好きだった。あくまでそれを引き立ててくれるものが欲しかったので家が作品になりすぎないようにしてほしいって。
日本の器の工房とか美術館みたいに何においても、スーっと入ってくるみたいな。だから基本的には白とか、ナチュラルな 感じを求めててイメージをそうお伝えしただけで、あとはもう本当に、やっていただくっていう形だったんです。
キッチンを一段下げたいとは伝えました。こっちで料理しながら座ってる人と目線の高さが合うようにしたかったので。
DIRECTとのやり取り
雑誌とかインターネットで見つけたこういう色合いが好きとか、そういうぐらいのイメージしかなくて。
それをどんどん形にしてくださるのがすごい良くて。
むしろそれよりもっといいものを提案していただけたので、すごく良かったです。
こちらの提案通りのものを作るっていう事例は、友人まで見ててもありましたけど、それをさらに消化して、もっといいものにしてくれたなっていう印象がすごいありました。
それと、キッチンとかなんでもいいって言ってくださってそれもすごい助かりました。
知らなかったんですけど、結構縛りのある業者さんがあると思ってて。すごく気に入ったメーカーさんのキッチンをどうしても入れたかったんですけど、なんでもいいよ。好きなところ 入れてもいいよっていうのがあったので、すごい助かりました。
建ててよかったこと
正面がもう全然、窓が一切なく。「この家、暗そうだな」って大体みんなに言われるんですけど、中に入るとみんなびっくりされますね。
お風呂とか全部プライベートなものを2階に上げてるんですけどそれがすごく良かったです。
みんなここに来て「え?お風呂ないじゃん」って否定的にとらえるんですけど。
実際住んでみると、意外とプライベート像と完全な切り分けができてるんで、住んでみてそれはすごく良かったです。
私たちはあんまり自分たちの生活感を見せるのが 好きではないので。すごい抵抗があって。
しかもまた海外に行ってさらに影響を受けました。海外って、すごいところしか見えてないので。
あとは料理教室として使うっていうことも考えたので、お風呂場とかが近いとちょっとやりづらいかなって思いました。
生活の変化
無垢の床がすごくいいです。やっぱ子供がいる家にとっては傷も気にならなくて。
フローリングとは全然手入れが違って子供がいる家にはすごく良かったです。知らなかったです。こんなにもいいものだって。
あとは、庭の植物が思ったよりすごく育って、それも良かったですね。
予算的に家を大きくできないから、 庭を大きくするっていう計画ではそこまで考えてなかったんですけど。
僕アウトドアとか、ああいうのも一切やらなかったんですよ、アメリカへ行く前。けれどアメリカで住んだ一軒は、庭がもう本当に向こうの家ぐらいまで余裕であるぐらい広い芝生で。
そこを一応手入れをし続けてたんで、このぐらいはもう楽勝で。あとバーベキュー文化とかも好きになって薪を庭でね、よくやってます。
5年経ってみて木々が育ってチェリーとか、あとリンゴとかも季節になったら子供が採って食べられるのがいいですね。建てる前は想定していなかったですが。
建てて感じたデメリット
暑いですね、あのホール部分が。
これ、 メリットデメリットは夏と冬で分かるんですけど。あのホールはもう夏はバカみたいに暑くなるけど、冬はあそこで洗濯物が干せるんですよ。
そこにもう竿をつけて干しちゃってます。
意外と収納やガレージも含めて収納を作ったつもりなんですけど、全然正直足りなくて。また家族が増えたので絶対足りなくなりますね。
あとはもうちょっと2階の書斎を大きくしたかったですね。
子供が3人になったから、書斎で せめて夫婦2人ぐらい寝れるぐらいのスペースをとっといた方が良かったなと思いました。
書斎はアメリカから戻ってきたときコロナ禍で、在宅が比較的始まってたんで作っといてタイミング良かったなと思いましたね。
あと1つ気になるのはコンセントの配置。
コンセントの配置は階段周りには実はないんですよ。
延長コードをつければいいんですけど、夏とか冬にサーキュレーターをそこに置きたかったですね。
コンセントは確かにすっごい考えたつもりでしたけど、やっぱりあとダイニングテーブルに4つくらい欲しかったなと。 めちゃくちゃ使うんですよ。充電スポットなんです。携帯の。
こんなに電子機器を充電しまくる生活になるとは思ってもみなかったです。
アメリカでへの転勤が決まったとき
元々僕、海外に仕事で行きたくて会社入ってるんで、 海外赴任が決まったことに対しては良かったし嬉しかったですね。
妻も県外すら出たことない人が初めて出たのがアメリカで。
もうこれはウェルカムで喜んで行きましたね。
現地で永住ってことも可能性としてはありましたね。永住したいと言ってました。なんか面白いなと思って。 日本にはもう新居があって、すぐ海外に行くってのが。
奥様はアメリカで行列のできる大人気パン屋に
日本ではお料理教室をやっていてパンは趣味でつくる程度だったという奥様。
パンはアメリカでめっちゃ売ってました。教会でやってるマーケットで。そこで上手くなりましたね。
人間関係にも恵まれて、現地の人とも仲良くなって、人気になって行列になるぐらいすごかったですね。
アメリカだと、ファーマーマーケットに関しては 法律が緩くて、家で作ったものを売ってもいいみたいな、免許が要らないみたいな感じだったんですよ。
そこで売ってたら「今度うち店出すんだけど、ここうちの店にパン卸してくれない?」とか言われたりしましたね。
すごい田舎だったんで、日本のパン屋がなかったんですよ。
敵がいないみたいなの。1人勝ちみたいなことなってたんだよね。それも面白かったし、すごく楽しかったです。
最初は語学習得のためと、現地の友達を作るために始めました。
もちろんその収入の柱は僕がいるから、現地で働いてるんでいいんですけど結果的に良かったですね。
また行ける機会があれば行きたい。でも別にアメリカじゃなくて他の国でもいいですね。とても面白かったので。
アメリカへ行ったお子さんの変化
アメリカ行って思ったのは、他人に干渉しないから子供が伸び伸びできる。子供が1番良かったです。
日本にいるとき、2番目の子が神経質だったのがアメリカに行ってすごい明るくなって、日本に戻ってきてちょっと神経質に戻ってきています。
アメリカのテネシー州は田舎で割と裕福な、いい人の多いエリアだったんですけど、子供に対して簡単にゲームとかを渡さないというか、外で遊ぶんですよね。
でも今、日本って座席間隔も狭いじゃないですか。子供が騒いでると携帯を渡すじゃないですか。私もやってたんですよ。日本にいたときは静かにさせなきゃと思って渡してたんですけど、向こうはなんか 広いのとうるさいのと、子供に対して寛容なので、泣いてても携帯を渡すっていうことをしなくなって子供だからしょうがないねって感じで。ゲームに触れさせることがほぼなかったんです。
その環境で過ごしてるので、 そこまで携帯を見たがらないですね。3.4.5歳ぐらいの時期じゃないですかね。私たち意図的にはやってないから、ただ偶然そうなっただけなので。
やっぱし騒いでると怒られるから、どうしてもすごい気遣って携帯を買い物中とか渡すし、私ももちろんそうしてましたし。
結構子供はなんか子供らしいですよ。向こうの方が伸び伸びしてるんです。子供っぽいと言えばそうかも。子育てはいいですよ。
これからの未来・夢
また海外に行きたいですね。
子供たちも言語も含めて習得して戻ってきて、日本に縛られずに 世に羽ばたいて欲しいです。
僕は、自分しかできない経験を積み重ねて楽しんでいきたいですね。
家に関してだと、今はファミリーな雰囲気を出してるんですけど、結構スタイリッシュ系も好きなんですよ。将来的には家具も買い集めて、ちょっとシックな感じにしたいですね。
そうやって1つずつ買い揃えて、最終的にはテイストチェンジを図る計画ですね。
あとはどっかのタイミングでキャンピングカーを買いたいですね。
キャンピングカーってリセールできるじゃないですか。だから最終的にここで5人で済む期間ってすごく短いので。
じゃあキャンピングカーで勉強させて僕らも旅行ができるのでいいかなと。
今はお子さんを中心に建てられた家も、年月とともに変わりゆくライフプランを想像されながら、夢や未来を楽しそうに語るご夫婦の笑顔がとても印象的でした。
ディレクトでは随時、
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