光をデザインする。
こんにちは、ディレクトです。
窓からの暖かな自然光が一層恋しくなる冬。
大開口から差し込む豊かな光が、心地よい空間を作り出してくれます。
住宅設計では、求められる機能性や性能面を考えることはもちろん
居心地の良さも考えることが大事です。
そのひとつが、「光のデザイン」です。
ディレクトの家では、
「射し込む光が印象的ですね」
「外観からは想像できないほど、室内が明るくて驚きました」
と言われることも多くあります。
それは、“光も空間デザインのひとつ”として考えているからだと思います。
例えば、暗くなりがちな階段や玄関は、
スケルトン階段+大きな開口で光の抜け道を作ったり、
天窓を作って光を落としたり、
光の入り方を計算して窓を作っています。
東の方角と日の周り方を意識して、部屋の真ん中に光を落とし、
窓ひとつでも空間全体が明るくなるよう考えられた窓、
というものもあります。
季節、時間、方位や周辺環境によっても、室内への光の入り方は変わるもの。
光によってできる陰影が、様々な表情を楽しませくれますし、
空間をドラマチックに、より魅力的に演出してくれる効果もあります。
光をデザインすることで、
住空間はさらに心地よく、もっと面白い空間になるのです。