一本の線にのせる想い
こんにちは、ディレクトです。
お客さまの「家づくりへの想い」は、お一人おひとり違います。
私たち設計士は、その想いを聞いて図面を書きます。
だから、100人のお客さまがいれば、100通りの家ができます。
お客さまが何を求め、どんな住まいが心地よいのか?
家の形、天井の高さ、窓の大きさ、間取りなどひとつひとつに意味があり、同じものはありません。
様々なことを熟慮した上でデザインするので、自信をもって提案でき、お客さまの家づくりの想いをカタチにできるのです。
図面に線を引くことで、全体から部分的な大きさまでを現し、それを基に新しい暮らしでの人の動きや生活スタイルを提案します。
一本の線に幅を設定すれば、壁厚による断熱性や遮音性を表現できます。
壁の高さを設定することで、内外からの視線やプライバシー、方角や季節による陽の入り方などを検討することができます。
図面に書かれているのは、一本の線の集まりかもしれません。
しかし、その一本一本には、いろんな意味とお客さまの大事な想いが込められています。
このように、丁寧に描かれた図面から造られる家は、きっと居心地の良い愛着を持って暮らせる家です。
これからも、そのような良い家を造り続けたいと思っています。