COLUMN

暮らしを整えるクローゼット

こんにちは、ディレクトです。

桜も開花するほど温かな日が続くと、軽やかな春服のコーディネートでお出かけしたくなります。

衣替えの季節になると、クローゼットの中を整理したくなるという方も多いかもしれません。

家づくりのお打ち合わせで必ずと言っていいほど挙がるご要望が、収納やクローゼットの数や大きさについて。

収納やクローゼットは、数が多ければよい、大きければ暮らしが整うというものでもありません。

暮らしに合った適切な場所に、必要な大きさでお造りすることで、空間も暮らしも整えることができます。

特に、北陸では共働きでお忙しいご家庭が多いので、使いやすさを考えてクローゼット計画をしています。

例えば、1階に設置するファミリークローゼット

サニタリー横にお造りすれば、洗濯ものを畳んですぐしまえて、それぞれの部屋まで持って行く家事の手間がなくなります。

ハンガーパイプを設置すれば、洗濯物を洗って干して、そのままハンガーに吊るして収納できてとても便利です。

また、帰宅した際に2階部屋まで上着を掛けに行くのは面倒くさいですが、1階にあればそのままリビングでくつろげたり、すぐに家事に取り掛かれるような、コンパクトで使いやすい生活動線になります。

しまっておく場所が決まっていれば、あちこちに物を置きっぱなしにすることもなく、室内もすっきり整います。

家事の手間が少なくなれば、その分の時間を家族や自分の時間に充てることができますね。

クローゼット内には、高さが変えられる可動式のハンガーパイプ+棚を作るのがおすすめです。

暮らしの変化に合わせて、使いやすい空間にコーディネートしていくことができます。

クローゼットをただ服や物をしまう場所として捉えず、暮らしを楽しむための空間として考えてみると、家づくりの面白さをより一層感じられるかもしれません。