北陸で“ヒュッゲ”な暮らし
こんにちは、ディレクトです。
1月になり、北陸の寒さも一層厳しくなってきました。
最近は断熱・気密性能の高い住宅も多いので、ひと昔前のように「すき間風が入ってきて寒い」というようなことはなくなりましたが、それでも冬は温もりが恋しくなります。
以前、書店で『富山は日本のスウェーデン』という本のタイトルが気になり、手に取ったことがありました。
住みよさについて書かれた本なのですが、確かに、北陸の暮らしは北欧とよく似ています。
冬は、雪が降ったり曇りの日が多かったりと、寒い日が続き、夜が長いこと。
そして、暮らしやすさや幸福度が高いこと、など。
スウェーデンではありませんが、同じ北欧のデンマークには、「ヒュッゲ」という習慣があります。
ヒュッゲとは、「ほっとくつろげる心地よい時間の過ごし方」や、「その時間を過ごすことで生まれる幸福感や充実度を楽しむ暮らし方」のこと。
冬は、家での過ごし方を大切にしていて、ロウソクや暖炉・柔らかな照明の灯りで家族との時間を楽しんだり、友人とお酒を飲んでおしゃべりしたりして、暖かな部屋でゆっくりと過ごします。
ヒュッゲのような心温かな暮らしは、お部屋のインテリアや作り方を工夫することで私たちの暮らしにも取り入れられます。
例えば、薪ストーブ。
薪ストーブは、気温的にもお部屋全体を暖めてくれますし、周りに自然と家族が集まり団らんの時間が生まれます。
ディレクトでは、ホテルや店舗で使われている、二酸化炭素の出ない「バイオエタノール暖炉」の設置も可能です。
お部屋を暖めるというよりも、どちらかと言えば観賞用に近いのですが、メンテナンスも少なく視覚的な温かさを演出してくれます。
北欧の人々は、照明の使い方も上手です。
暖色系の間接照明の優しい光は、暖かみやくつろぎを感じさせてくれます。
白熱灯のような白い光ではなく、暖色系の柔らかな光をいくつか組み合わせて使っています。
それだけで、心が落ち着き安らぎの時間を演出してくれます。
時には、中庭に手提げランプやテーブル、イス、ロウソクを置いて、温かい飲み物やお酒と一緒に夜の時間を楽しんでみるのもいいかもしれません。
ディレクトでも、北欧デザインのインテリアをご提案することも多くあります。
過度な加工をせず素材そのものを活かしたデザインが、私たちの設計やデザインにしっくりと馴染みます。
家に居る時は家族と過ごす、ご予算に合わせながらご家族がLDKに集えるプランをご提案いたします。
気温が寒くなる季節は、心がほっと温まる“ヒュッゲ”な家時間を過ごしてみてはどうでしょうか。