COLUMN

心を満たす借景窓のある空間

こんにちは、ディレクトです。

梅雨シーズンは、どうしてもおうちで過ごす時間が長くなりますよね。

何かと慌ただしい日常の中で、おうちに居る時くらいは、リビングで家族とくつろいだり、ゆっくり本を読んだり、ほっと一息つける時間が欲しいものです。

そんな時間に、そっと寄り添ってくつろぎの時間を演出してくれる「借景窓」。

窓の外に広がる美しい景色や自然の風景が、ホテルやリゾートのような非日常的な時間を楽しませてくれます。

こちらの「海の見える家」では、サンセットが楽しめるように、わざと家の角度を少し斜めにしました。

リビングのソファに腰かけた時、目の前に太陽が沈んでいく美しい景色が広がります。

せっかくの景色をより魅力的に切り取るためにも、窓の大きさ・高さ・位置はベストなものを考え抜いています。

田園風景が広がる大開口窓。

隣接する土地が市街化調整区域で建物が建たない場所であることから、土地の良さを活かして開放感たっぷりの大開口を作りました。

遠くまで視線が抜ける心地よい時間を演出してくれています。

こちらのお住まいでは、昔からその土地に根付くシンボルツリーを生かして、自然を取り込むリビング窓を設計しました。

借景窓は、リビングに計画することが多いですが、廊下やワークスペースに設けても素敵です。

借景窓は、お客さまからご要望をいただくケースもありますが、設計士が現地を下調べする中で、「ここに借景窓があるといいな」と感じてご提案する場合もあります。

その土地を最大限生かし、その場所でしか造れない住空間のご提案を。

心を満たし、人生を豊かにしてくれる、オンリーワンの空間づくりをしていきたいです。