室内配色
こんにちは、ディレクトです。
みなさんは、どんな雰囲気の家をつくりたいとお考えでしょうか?
お客さまとお話しをしていると、デザインはもちろん「色」にもこだわっていらっしゃる方が多いように感じます。
家を設計している私たちにとっても、「色」は重要な要素。
白なのか、黒なのか、はたまたグレーなのか、木の色なのか…?
すごく細かいことを言えば、白といっても純白もあれば、オフホワイトのような少し黄みがかった白など、さまざまあります。
では、たくさんの選択肢の中から、室内にどんな「色」を選ぶのか?
メインの色は、お客さまがどんな家を造りたいかというこだわり次第ですが、白なら明るい空間に、黒ならかっこいい雰囲気に、木の色なら温かみを演出できます。
もし自分が家を造るとするならば、シンプルな白。
白は、主張しすぎず、他の色とも調和しやすいからです。
もちろん、1色だけだと無機質な感じになってしまうので、2色、3色を上手く掛け合わせることで、居心地のよい室内が生まれます。
ただ、あまり色が多くなってしまうと、まとまりのない空間になってしまうので難しいですね…。
お客さまへの提案で気を配っているのが、
・飽きがこないようにする
・流行にながされない
この2点です。
グルメやファッションのように、家のデザイン、色、内装、インテリアにも流行りがあります。
しかし、人は飽きやすいものです。
だからこそ、流行りに惑わされてはならないと思っています。
5年後、10年後も心地よく暮らせる色だろうか?
ひとつひとつ、そうやってお客さまと対話しながら決めていくのです。
色ひとつで部屋の雰囲気は変わります。
普段、何となくで選んでしまいがちな「色」ですが、ちょっと興味を持って考えてみるとおもしろいかもしれません。